世界観
yuguiさんが"初めてのRuby"で「プログラム言語にはそれぞれに世界観があり、私はその世界で自然な考え方でプログラムする」という旨の事を書かれてました。カッコ良くって好きな考え方ですが、今回ハンズオンに参加し、emberjsの世界観に触れる事が出来ました。
@ursm先生、@tricknotesサポート先生によるEmber.js ハンズオン講座二日間で僕の見聞きした、emberjsの世界観に触れるにあたっての心得をメモします。
先生の金言で振り返る心得
先生「emberのコントローラはモデルのような振る舞いをします」
僕はmvcについて誰かと議論できるほどの教養はないですが、それでも「こういうもんだべ」というイメージはあります。そのイメージでemberのmvcの説明を聞くと???になってしまったのですが、そこで先生のこの一言がありました。しっくりきました。
先生「できるはずですがイバラの道です」
どんな質問だったかの記憶はあいまいですが、(命名規約に則らないroute名はつけれますか、とかそんな感じだったかな?)なんどかこんな答えをききました。
世界観を無視するときのペナルティ、それが茨の道。
先生「(長めの沈黙)そうですね」
「ember dataってactive recordみたいな感じですか?」という質問への回答。
「今の長めの沈黙も含めて回答」とサポート先生のすかさずの補足もあり、どーやら近いけど違うものという認識の方が良さそう。
ember本体とは違って、ember dataはまだβが取れてないからバギーだし、というニュアンスも感じ取りました。
そうそう、ember dataといえば、
先生「動きが変だと思ったら丁度その件でissueが報告されてましてね…」
一日目に思いのほか進みが良かったため、二日目用の課題を夜なべして作って下さった先生の魂の叫び。
emberjsはドキュメントが少ない、なんて聞くこともありますが、公式のドキュメントはとっても充実している印象があります。
英語だけど、そんなに難しくないし。ですがそれだけではやはり足りない、期待通りのうごきをしない時はオープンになってるissueやstack overflowもチェックせよ、という教えでした。
その他雑多な感想
最初、受講者の中に明らかに入門者じゃないお方が混じってるようにお見受けしたので、もしや上級者用研修だったかとビビりましたけど、内容も進むスピードもちょうど良くて、楽しくあっとゆーまの二日間でした。
先生のいい声、サポート先生のサポート上手さも印象に残ったです。また参加できればいいな。ありがとうございました!