こんにちは。ハッセーです。

キャンセルがでたとの知らせに飛びついて、行きたかったDEOSのワークショップ「アジャイルインセプションデッキ作成ワークショップ(札幌)」に参加してきました。

あの「アジャイルサムライ」な@kakutaniさんと@nawotoさんが講師&参加者が少人数というとっても贅沢なワークショップです。 本来なら2日間のコース、都合で初日しか参加できなかったのは残念でしたが、エッセンスは十分味わえましたよ。

成果

正しい付箋のはがし方すらわかっていなかった自分が、インセプションデッキ作成の雰囲気を味わい、例えば「タフな質問」ってなんだべと考えられるようになりました。

タフな質問ができるようになった、ではなく、考えられるようになったんです。

身構えてなにもしないんじゃなくて、とりあえずやってみるもんだと思えるようになったのは成長です。「アジャイル開発をやらない理由を探す」のは簡単なんですよね。

会社が...お客さんが...メンバーが...でなくってやるのが大事、っと。

アジャイルは単なる開発手法か?

ワークショップなんで、手を動かす事がメインイベントですが、うれしい事に話を伺う時間もたっぷりでした。 自分はミーハーなんで(本にサイン貰った♪)、お二人の(特徴的な)スライドがバーンとプロジェクタで映し出されただけで感動もんでした。

アジャイルサムライは読んでいるし、nawotoさんが使われていたスライドも見たことがあったのですが、お二人が情熱的に(楽しそうに)かたる内容を、時間をかけて耳で聞くとわかった感が違います。キーワードがすっと頭に入ってくる感じといいましょうか。

「予期できない変化を予期する」「アジャイルがむずかしいのではなく、ソフトウェア開発が難しい」「時間がない、ではなく仕事が多い」「要求⇒<チーム>⇒動くソフト」などなど。

で、そのときのキーワードのメモをまとめながら思ったのが、agileな取り組み方ってのはソフトウェア開発に限らないんじゃないかってことです。

もしも、子育て中の夫婦がジョナサンのアジャイルサムライを読んだら?

子育ても予期しない変化が起こる可能性があり(兄弟が増えるとか病気するとか)、難しく、あれもこれもする時間・お金もなく、夫婦だけでなく周りのみんなのヘルプがないとできないこと、ですよね。

もちろん子供はソフトウェアではないので、自分の意のままにはならないし、すぐには目に見える進捗もないでしょうけど、考え方・取り組み方として面白いんじゃないかと。

もしも、高校野球のマネジャーがジョナサンのアジャイルサムライを読んだら?
もしも、焼肉屋の店長がジョナサンのアジャイルサムライを読んだら?

もしジョナ、です。

ってのは余談で

読み物として読んでいたアジャイルサムライ、どうやったら・なになら現場の仕事で始める事ができるかを意識してもう一度(といわず二度、三度と)読んでみようとおもいました。

おなじチームで課題に取り組んでくれたおさん方、ありがとうございました。 また参加したいな~。