はじめに

例えばちょっとしたwebサービスを作るときに、まず欲しくなる(必要とされる)データの表現方法といったらあれですよね!今回はdojoを使い、データをグリッドで表示してみましょう。

※今回のテーマはtwitter-bootstrap等で実現できるレイアウトのグリッドではなく、データ表示の為のグリッド(エクセルチックなやつ)についてです。

背景

なぜライブラリ?

なんらかのデータをグリッドで表示しようとするとき、まず思いつくのはtableタグを駆使して表示させる方法です。

単純に表示させるだけであれば、それでも良いでしょう。ですが例えば「列名をクリックしたら並び順を逆順にする」とか「セルを直接編集する」といった事をしたくなると(きっとしたくなります)実装は手間ですよね。

「グリッド表示をやりたいけど、実装は手間」となるとライブラリの出番です。dojoでももちろんあります。

グリッド表示のライブラリ

dojoでグリッドを扱うモジュールはグリッドでできること(行をネストできるかとか、フィルタリングができるかどうかとか)によっていくつかあります。

それらのモジュールはdojox/gridにあります。こちらのリファレンスガイドで確認してみましょう。dojox/gridありますよね。

dojoxgrid

。。。あれ?ステータスがDeprecated(推奨しない/廃止)??

モダンdojoではdojox/gridの彼らは使われなくなっていくんですね。知らなかった。。でもって、モダンdojoではどうなるかというと、新しいdgridというのが使われるみたいです。

dojox/gridを廃止にして、dgridを使いますと言っておきながら標準では使えない(別途ダウンロード・設定が必要)のでちょっと面倒ですが、それをするメリットはあるのか否か。次回、実際に使うところをやってみますね。